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若者よりも多い、中高年のひきこもり61万3000人、男性が4分の3、きっかけは職場?人間関係?

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中高年のひきこもり61.3万人、
若者のひきこもり54.1万人よりも多い

3月29日に内閣府が 、中高年(40歳から65歳まで)の引きこもりの数が61.3万人と発表しました。これは15歳から39歳までのひきこもりの数54.1万人(2015年調査)よりも多いということで、メディア等でも大きく取り上げられました。

「ひきこもり」とは

今回の調査では、「ひきこもり」を広い意味でのひきこもり(広義のひきこもり)として次のように定義しています。

次ぎの①~⑥のいずれかの状態が6ヶ月以上続いている場合

① 趣味の用事のときだけ外出する
② 近所のコンビニなどには出かける
③ 自室からは出るが、家からは出ない
④ 自室からほとんど出ない

ただし、次に該当する人は対象外です。
・きっかけが病気の場合
・きっかけが専業主婦・主夫、家事手伝い、介護、妊娠・出産・育児でかつ過去6ヶ月以内に家族以外の人と会話している場合
・職業が自営業・自由業、あるいは自宅で仕事をしている場合

調査の結果、これに該当した人数が 47 人(有効回収数に占める割合 1.45%)となりました。総務省「人口推計」(2018 年)によれば、40~64 歳人口は 4,235 万人なので、広義のひきこもりの数はその1.45%の61.3 万人と推計されるということです。(図1

図1.ひきこもりの人数の推計結
(出典:内閣府 生活状況に関する調査 概要(H30年度[2019])

中高年のひきこもりの4分の3が男性

男女比だと男性が77%、女性が23%、圧倒的に男性のひきこもりが多いようです。(図2

図2.ひきこもりの性別の割合
(出典:内閣府 生活状況に関する調査 結果(H30年度[2019])

仕事そのものがひきこもりの原因ではない

「仕事をしなくても生活できるのならば、仕事はしたくない?」「定職に就かない方が自由でいいと思う?」との問い対し、「はい」「どちらかといえば はい」と答えた人は、ひきこもりもそうでない人も同じ程度です。(図3、図4
仕事そのものがひきこもりの原因ではなさそうですね。


図3.問い「仕事をしなくても生活できるのならば、仕事はしたくない」に対する回答
(出典:内閣府 生活状況に関する調査 結果(H30年度[2019])

図4.問い「定職に就かない方が自由でいいと思う」に対する回答
(出典:内閣府 生活状況に関する調査 結果(H30年度[2019])

きっかけは、退職、人間関係、病気、職場環境

ひきこもりになったきっかけは、退職、人間関係、病気、職場環境の順位多くなっています。(図5


図5.ひきこもりになったきっかけ
(出典:内閣府 生活状況に関する調査 結果(H30年度[2019])

ひきこもりは心が繊細な人が多い?

「他人から間違いや欠点を指摘されると、憂うつな気分が続く?」という問いに対し、「はい」「どちらかといえば はい」と答えたのは、ひきこもりの群のほうが、多いようです。(図6
やはり、ひきこもりの方は心が繊細な人が多いのでしょうか? 


図6.問い「他人から間違いや欠点を指摘されると、憂うつな気分が続く」に対する回答
(出典:内閣府 生活状況に関する調査 結果(H30年度[2019])

働きたくても働けない

 メディアの伝え方をみると、「ひきこもり」は、「ひきこもり ⇒ 働かない ⇒ 家族や地域社会・国に迷惑をかけている ⇒ いけないこと」などと連想されるようなネガティブなイメージをもってしまいます。そのためか、周りの人は、ひきこもっている人に対して「何で働かないの?」とか「早く就職すればいいのに!」などと思いがちになります。

 でも今回の調査結果からもわかるように、そのことは本人が一番わかっています。病気が理由だったり、会社という組織の中で働きたくても働けないというのが彼らの本音です。

会社に帰属することが「働く」ことの最終形というのは疑問

ひきこもっていても、それを本人が望んでいて、自立して人に迷惑かけずに生きていけるのなら、それはそれで立派なことだと思います。ただ、それを続けるには外部から収入を得ることは不可欠です。

 今はネットがあれば直接他人と接するのを最小限に抑えてフリーランスとして何とか対応できるのではないでしょうか。ただそのきっかけを作るには、周りの人々の支援が必要かもしれませんが・・・

サラリーマン卒業後の社会との係わり方をどうするか

ここからは自分のことについてです。
 中高年のひきこもりのきっかけは、退職、人間関係、病気が上位を占めていました。 私も「サラリーマンを早く卒業したい」と思っているもうすぐ50歳のオッサンです。早く卒業したい理由は、時間と労働力を切り売りする生活から逃れたいという気持ちが大きいですが、それと同じくらい、会社という共同体の人間関係に疲れているというのもあります。

 だからこそ、会社を辞めても食べていけるくらいの不労所得の獲得を目指して貯蓄や投資に励んでいるのです。

 でも、今回の調査結果をみたら、会社から逃れることが目的だとしたら、その後、私も家にひきこもってしまうのではないかと思いました。

 サラリーマン卒業後に社会とどう係わっていくかということについて、今からしっかりイメージしておかないと、卒業を後悔することになるかもしれません。

30%が主に「自分自身」で家計を負担している?

調査結果の中でひとつ気になった回答結果がありました。
それは、「家の生計を立てているのは、主に誰か」との問いに対し、ひきこもりの30%が「自分自身」と答えています。(図7
彼らは、どのように収入を得ているのでしょうか?もう少し詳しく知りたいところです。

  まさか、自宅にひきこもって、株やFXのデイトレ、ブログ、それともユーチューバーとして稼いでいるのでしょうか?
それならそれで素晴らしいと思います。


図7.問い「家の生計を立てているのは、主にどなたですか」に対する回答
(出典:内閣府 生活状況に関する調査 結果(H30年度[2019])

今日もまた会社をサボってしまった

私は今日も、ちょっと体調が優れないので、
会社をサボり、自宅でこのブログを書いています。
また、サボリーマン、いや、

ひきこもリーマンでしょうか

たぶん明日は、なんとか会社にいけるとは思いますが、なんだかな・・・・
やっぱり早く卒業したいです。

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