昨日のブログでは、収入を1つの給与所得に依存する会社勤めのサラリーマンは、不況時に賃金カットやリストラで職を失ったとき、経済的に行き詰まってしまうリスクがあることを書きました。
リスクとは「将来のいずれかの時点で悪いことが起こる可能性」と聞いたことがあります。
収入以外のリスク
サラリーマンは、組織に属している以上、上司からの異動、転勤、業務などの命令には、例え自分の意思に反することでも、よほどのことがない限りは従わざるを得ません。
もし今、勤務地や業務内容が自分の意に反しない状況であっても、それは、たまたまなだけで、周囲の人々の現状を見たり過去を振り返れば、自分の身に降りかかる可能性があることは容易に予測できます。
私にとっては、その可能性、つまりリスクは高いと感じています。そして、そのリスクは私に不安を呼び起こします。
出世するのはどうなの
じゃあ、そうならないように自分が出世して、命令する立場になればよいと考える人もいるかもしれませんが。会社で出世するとなると、それはそれで激しい競争を勝ち残る必要があり、転勤は当たり前、管理職として上下からの板ばさみに耐えながら責任を果たす能力も要求されるため、さらに大変です。
私にとって出世は、精神的な費用対効果を考えるとリスクは大きいと感じ、割に合わない気がしています。
残された時間
出世を望まないまま会社に勤め、意に沿わない異動や転勤の不安、やりたくもない業務の遂行や人間関係から生じるストレスを感じ続けること。
そう感じながら会社に支配されている自分の「時間」。それこそが「もったいない」と思うようになってきました。
(会社でもいろいろ勉強させてもらっているので、ムダとは言いませんが・・・)
人生=時間
残された時間を会社に支配されず自分でコントロールしたい。
それが、サラリーマンを卒業したいもう1つの理由です。