2019年 あけましておめでとうございます。
年始から為替が大荒れです。
3日の早朝、ドル円相場で、いわゆる「フラッシュクラッシュ」(瞬時の急落)ってのが起こりました。
午前7時過ぎ、ものの数分で108円からの104円まで一気に4円落ちました。
原因については、ニュースなどでは、米アップルが中国でのiPhone販売減速を理由に10─12月期の売上高見通しを下方修正したことで、市場にリスク回避ムードが高まり、円への逃避買いが進み、円のショートポジションを積み上げていた投資家から大量のストップロスの円買いが入ったため、などと言われていますが。
あの急落は予測していませんでした。
私は2日の夜、正月休みの退屈さもあって、ドル円ロングを10枚ほどポジっていました。
しかもバレッジが20倍にもかかわらず、ストップ(逆指値)の注文を入れるのを忘れ、寝落ちしてしまいました。
それが運の尽きでした。
寝ている間にこんなことが起きてたなんて・・・
全く知りませんでした。
朝起きてチャートを見たときには、既に手遅れ、
見事に刈り取られてました。(笑)
給料の手取り1~2ヶ月分くらいですかね。(泣)
2010年5月の記憶
今回のクラッシュで思い出したのは、2010年5月7日午前3時ごろに起こった為替の暴落です。あのときドルは94円付近から一気に6円ほど落ち、87円台に入った瞬間に取引停止になりました。深夜だったのですが、たまたま気になってチャートを見ていて、動きが変だったので暴落前にポジション切って眺めていると、一分足が50銭、1円単位で下落していき、まるで地獄に落ちていくような気持ちになったのを覚えています。そのときのドル円の暴落の原因は、NYの株式ディーラーの誤発注にHFT(AIを活用した超高速売買)が反応して起きた株の暴落(NYダウが一気に千ドル落ちた)が原因といわれています。
このクラッシュから、ストップ(損切り)の注文を入れておかないと大きな損失を被ることを学んだのですが、今回、この教訓が生かされず、見事にやられてしまいました。
こんなことしてたら、サラリーマン卒業はどんどん遠のいちゃうな。
一瞬先が闇の相場の世界。何が起こるかわかりません。そうでなくてもハイレバのFXは、投資ではなく、ただのギャンブルですからね。
どうしてもFXやるんだったら、ちゃんと損切りラインを決め、
ポジションをもったら、必ずストップ(損切り)の注文を入れる。
これ、リスク管理の上では重要ですね。
(ただ今回のクラッシュでは、逆指値がどこまで有効に働いたのか、わかわかりませんが・・・)
自分の資産は自分で守る。
超反省!