今から12年前の夏休み。
そいつは、ある日突然やってきました。
地球の裏側、冬のペルーで、
首都リマ、クスコ、マチュピチュ、ナスカをめぐる一人旅の最中に、
何の前触れもなく。
大満足のペルー料理
リマの黄昏れ、ナスカの砂漠では、
細切りにした牛肉に、玉ネギ、ピーマン、そしてフライドポテトを一緒に炒めた「ロモ・サルタード」。
魚やタコ、エビなどの魚介類と玉ねぎをレモン汁と香辛料を使って和えたマリネ「セビーチェ」
牛の心臓を串焼きにした「アンティクーチョ」
マチュピチュへの玄関口「アグアスカリエンテス」では、
アンデスのモルモット「クイ」の姿揚げ「クイ・チャクタード」
もこもこで愛くるしいアルパカの肉をグリルで焼いた「アルパカ・ア・ラ・ブランチャ」
定番料理から珍グルメまで幅広く豊富なこのペルー料理、どれも美味しく食させていただきました。みんなお酒とよく合います。
やっぱりアルコール
ソフトドリンクでは、乾いた喉を潤す、黄金色に光る甘い炭酸水「インカコーラ」、紫トウモロコシを煮出して果物やシナモンで香り付けした紫色が印象的な「チチャ・モダーラ」。よく飲んでました。
でも、それ以上に飲んだのが、
ペルー国内No. 1のシェアを誇るビール「クリスタル」。そしてクスコの地ビール「クスケーニャ」。
どちらも爽やかな味わいで飲みやすかったせいか、10日間の旅のほぼ毎日、
肉とビール、
肉、肉、ビール、肉、ビール、休みがなくて、肉、ビール
それはそれは、酒池肉林、贅沢三昧。
こうして、旅の最終日を迎えました。
前日は首都リマの街なかにある日系人の経営するペンションに泊まりましたが、リマ空港発の帰りのフライトの時間が夜の11時頃だったので、早朝から車を飛ばし日帰りでナスカの地上絵を見に行きました。宿に戻ってきたのは午後の3時頃でした。
ちょっと疲れていたので、しばらくペンションのソファーに腰掛け「コカ茶」を飲みながらのんびりくつろいでいました。
そのときです。アイツがやってきたのは。
おっと、昔のこと思い出して書いていたら、ちょっと長くなってしまったので、続きは後日、書きたいと思います。